ABOUT園内の様子


胡蝶蘭の温室内は基本的に昼間25℃、
朝夕は22℃、夜は18℃で管理されています。

胡蝶蘭の温室内は基本的に昼間25℃、朝夕は22℃、夜は18℃で管理されています。日中の直射日光を避け、判日影のような環境を作り出しています。季節や天候によって気温や外的環境は日々異なりますが、温室の環境を管理する自動環境制御装置によってある程度の温度や光の量を調整してくれます。このような管理により胡蝶蘭の周年出荷することが可能になります。一方で、年間を通じ同じ環境を作り出すために膨大な光熱費などのコストもかかっています。大型の暖房機や業務用の大型エアコンが何台もフル稼働し、冬は暖かく、夏は涼しい環境を作り出しています。

おぎの蘭園・胡蝶蘭

Management「光」・「水」・「温度」「湿度」の管理

見栄えが良く花持ちがよい胡蝶蘭を育てるには、
「水」「温度」「光」「湿度」の管理が
とても重要なポイントとなります。

園では生育環境にすごくこだわり栽培をしていますが、その基本方針は創業以来変わることがありません。高品質な胡蝶蘭を作るためには、株の生育状況を見ながら、水やりのタイミング、光の量、温度や湿度など常に気を配り管理をしなければなりません。大まかな管理は自動制御装置のおかげで管理も楽になりましたが、それだけでは十分ではなく、人の観察眼により日々の微調整をし、年間を通じていつでも同じ環境を作りださなくてはなりません。そして大きな花を幾つも付けた胡蝶蘭をいかに綺麗に仕立てるかが生産者の腕の見せどころでもあります。

Quality品質管理

植物は喋ってくれません。
日々の観察の中で植物の状態を確認します。

単位面積当たり多くの株を押し込み栽培しつづけると、胡蝶蘭はストレスを感じ綺麗に大きな花が咲いてくれません。逆に間隔を開けすぎ栽培すると経営的に採算が合わなくなってしまいます。植物は喋ってくれません。我々生産者は葉の色艶や根の張り、茎の伸長具合等を確認し、日々順調に育ってくれているかを確認します。そして、植物がストレスや病害虫に侵されないよう、常に観察を続け綺麗な環境作りにも努めています。

Craftsmanship職人の技

胡蝶蘭の仕事には繊細さが求められます。

弊社では20数名の主婦たちが、胡蝶蘭の仕事に携わっています。胡蝶蘭の仕立てや出荷作業には繊細さが求められ、女性に合った仕事と言えるかとも思います。日々の管理や綺麗に花を仕立てて出荷できるようになるまで長い時間がかかりますが、先輩従業員が面倒を見てくれ、皆さん明るく真剣に仕事に取り組んでくれています。

花が咲いてから仕立てる作業と出荷業務、また10年ほど前から力を入れているネットでの受注には多くの戦力を必要とします。マニュアル化できない仕事もあり臨機応変に対応を求められる事もありますが、自ら考え行動をし皆さん力を合わせ精力的に仕事に取り組んでいます。