ABOUT農園の紹介

創業27年、一貫して品質にこだわり、花保ちと鮮度、
花の大きさにこだわった栽培を心がけています。

History歴史

創業27年、「品質本位」を掲げ一貫して品質にこだわり、花持ちと鮮度、花の大きさや並びにこだわった栽培を心がけてまいりました。現在ではメリクロン(組織培養)苗が当たり前ですが、かつてはフラスコの瓶に入った小さな実生(種から芽が出た苗)苗を約3年かけ花を咲かせる一貫生産をおこなっていました。同時に育種もおこなっており、数々の品種を育成し、またオリジナル品種のメリクロン苗の販売を全国の同業生産者に行っていました。

しかし時代は大きく移り変わり、現在では台湾で開花前までの栽培を委託し、毎月空輸にて株を仕入れその後開花までを日本国内の生産者が栽培するといった、海外とのリレー栽培に切り替わりました。いままでは、栽培技術が生産者間の競争でしたが、いまでは栽培方法はある程度確立され、平等に苗を入手できるようになり、日本に届いてから出荷まで約半年というという限られた期間が生産者間の競争となっています。また現在では品質が良くて当たり前の時代。胡蝶蘭の品質での差別化を図りながらも、何の付加価値をプラスして商品サービスを提供できるかが重要になっています。

おぎの蘭園・胡蝶蘭

Freshness実績

当園は全国規模の品評会において、過去2度の農林水産大臣賞、また東京ドームで毎年開催される世界らん展に於いて、ファレノプシス(胡蝶蘭)部門で8度ものブルーリボン賞(第1位)を受賞しております。その他数多くの品評会にて最高位の賞を多数受賞しています。ただ最近は品評会熱も冷めてしまい、エントリーすることも少なくなったのですが、品質に対する情熱は今も昔も変わりません。

おぎの蘭園・胡蝶蘭

Result特徴

胡蝶蘭は全て同じではありません。ミニタイプのものから中輪系、そして大輪系の花まで。また、生産者の経営スタイルも幾つかに分かれます。効率を重視し廉価な商品を大量に作る生産者、標準的なものをコンスタントに生産する生産者、経費をより多くかけ量よりも質を重視した生産者に分けられます。弊社はコンスタントに最高品質の花を周年出荷することを目標に生産しております。おかげさまで市場を通して政財界、芸能会等著名な方々からのご注文も数多く承っております。

おぎの蘭園・胡蝶蘭

Experience経験

現在では国策として力を入れている台湾の胡蝶蘭が全世界に流通し、一般的になってしまい、日本国内の生産者はあまり育種をしなくなってしまいました。胡蝶蘭の新品種の育成には長い年月(8~10年)が必要で、とても気の長い作業を伴います。品種開発には約7年、また育種家が望む品種ができるとも限りません。そしてそこから栽培期間は約3年を費やします。しかし苦労に苦労を重ねた末、自分のイメージした花が咲いたときの感動は言葉では言い表せません。今は育種を疎かにしていますが、かつての育種の経験が、どういった花がお客様に受けるのか、品質を見抜く、差別化を深く掘り下げて考える・・・といった事に非常に役立っていると思います。

おぎの蘭園・胡蝶蘭